中根逍遥

東京都目黒区立中根公園からぶらぶらと

清水池公園と釣り人たち:めぐろ風景55㉑

清水池公園

清水池公園

ここもめぐろ風景55の看板は見あたりません。

私が行った休日は、たくさんの釣り人で賑わっていました。

清水池公園沿革

清水池公園沿革

清水池公園沿革

本園は武蔵野の湧地にして舊碑衾町碑文谷字池上部落の共有に係り古来辨天池と唱へ亦附近耕地の灌漑用水に利用せられたるを以て溜井とも稱し地名の期限を爲せり

昭和七年十月市域拡張の際擧げて公園地となし本市に寄付せられ  更に同九年一月角田長雄氏より隣接地若干の寄附を受領したり  茲に本園の竣成に當り地元各位の芳志を永久に傳編とす

昭和十年十二月  東京市

太公望と清水池公園

太公望清水池公園

太公望清水池公園

釣りマニアで賑わうこの公園は、広さ約5,800㎡。その三割を大きな池が占める。

昔は自然の湧水池だったが、やがて碑文谷村共有の水田灌漑用の貯水池に。その後、東京市に寄附され、昭和10年12月、新しい公園に生まれ変わった。

戦後の27年には目黒区が釣堀公園として整備し直し、区民に開放。時折、フナやコイなどが放流され、太公望が糸を垂れる。池の端の弁天様の祠は、灌漑水源の守護神として村人たちが建立したものだ。

清水池公園2

清水池公園2

清水池公園 目黒本町2ー12−10

  清水池公園の全体の約3割を占めている清水池は、以前は湧き水が豊富な池でした。よって碑文谷池とともに立会川の水源であり、かつては碑文谷村共有の水田灌漑用の貯水池としても大切な役割を果たしていました。

  昭和7年、公園地としての永久保存を条件にこの地は東京市に寄付され、ここに清水池公園が誕生しました。目黒区には昭和25年に移管され今日に至っています。現在、清水池にはヘラブナが放流されて区内唯一の釣りのできる池として、区民はもとより区外の人々にも親しまれ、亦釣り愛好者グループの活動により順調な運営が図られています。

  公園西側には弁財天の祠がありますが、由来記によればこの地に守護神がいなかったことから、江戸時代初期に弁財天を祀って守護神にしたといわれています。

平成19年11月

目黒区教育委員会

清水池公園3

清水池公園3


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