中根逍遥

東京都目黒区立中根公園からぶらぶらと

北野神社と耕地整理の碑:みどりの散歩道⑤

北野神社と耕地整理の碑 天神様こと菅原道真を祀る。北野神社はもとは田んぼの脇にあり、農業神として崇められていたが、昭和初期の耕地整理で現在地に移された。境内には耕地整理の記念碑がある。 柿の木坂通りのパーシモンホールの入り口の向かい側にあり…

東光寺と心字池:めぐろ風景55⑩

ここも看板(銘板?)が見当たらないし、そもそも池がない? どなたかご存知でしたら、情報をお願いします。 東光寺 常円寺の大イチョウより、こちらのイチョウが立派だと思います。 東光寺の大イチョウ https://goo.gl/maps/RNHHhwbrtE4V3FZS9

常円寺と大イチョウ:めぐろ風景55⑨

常円寺 天正18年(1590)に開かれた日蓮宗の古刹。寺宝の「釈迦如来涅槃図」は、釈迦の臨終を描いた大きなもので、2月の涅槃会に一般公開される。本堂には日蓮聖人の自作と伝えられる剣難除けのお像がある。境内の大イチョウは幹まわり4m、高さ25mで、目黒区保…

二子道を走ったガタクリ馬車:みどりの散歩道④

ガタクリ馬車 八雲の氷川神社前から目黒駅までー。今は目黒通りに、名を変えたこの区間約5キロを、明治の末頃まで乗合の定期馬車が通っていた。黒塗り一頭立て。ペーポーと笛の音。日に6回ほどの運行だったが、石ころだらけでガタガタ道。馬車は右に左に激し…

坂みちのある住宅地 柿の木坂:めぐろ風景55⑧

坂みちのある住宅地 柿の木坂 ここから南の目黒通りにある柿の木坂という坂名が地名を表すようになった。坂名の由来は、坂を登る荷車から子どもたちが柿の実を抜きとったから「かきぬき坂」とか、坂の近くにひときわ大きい柿の木があったとか、夕暮れ時に人…

呑川緑道:めぐろ風景55⑧

呑川緑道 案内 めぐろ風景55の看板(銘板?)が見つけられません。ご存じ方がいらっしゃいましたら、教えてください。 日課のウォーキングの中心となっている緑道。昭和47年(1972年)から暗渠化(あんきょか、地下に埋設した水路のこと)され、上が緑道になったと…

坂みちのある住宅地 緑ヶ丘:めぐろ風景55⑦

緑ヶ丘 めぐろ風景55の看板(銘板?)が見つかりませんが、名前の通り、寺郷の坂と緑小通りの間を中心に坂の多いところです。 https://goo.gl/maps/83wXvgPtXve9ddYS6

長屋門のある風景 粟山家:めぐろ風景55⑥

長屋門のある風景 粟山家 緑ヶ丘1−18あたりにあるはずなのですが、見つけられません。 もうなくなってしまったのでしょうか? その名残りなのか、粟山マンションがありました。 粟山アパート https://goo.gl/maps/J9xo4wPL31TSerU39

谷畑弁財天:みどりの散歩道③

谷畑弁財天 昔このへんにこんこんと湧き出る清水があった。村の人がその恩恵に感謝して弁天さまを祀ったのが谷畑弁財天の始まりである。地域の守護神として、今もあつく信仰されている。 銘板?の左の道を入った突き当たりに、ひっそりと佇んでいます。 谷畑…

竹林を切り開いて東横線の歴史:みどりの散歩道②

竹林を切り開いて東横線の歴史 大正15年2月、丸子多摩川駅(今の多摩川園)と神奈川駅(反町〜横浜間)間に鉄道が開通した。これが東横線の始まりである。その後、線路が延び、渋谷〜桜木町間の全線が開通したのが昭和7年。目黒のこの辺りでは、うっそうとした竹…

蜀江坂(廃道):坂あがり⑦

蜀江坂(しょっこうざか)は、かつて、中根二丁目18番を西(立源寺裏)から東(呑川)に下る農道で、野良仕事の行き来に利用されていたが、昭和初期に行われた耕地整理により廃道となった坂である。 と www.city.meguro.tokyo.jp にあります。 以前、元プロ…

兵庫坂:坂あがり⑥

兵庫坂 中根公園の前の道を立源寺の裏手に向かった坂。 看板も銘柱もありませんが、調べると「ひょっこさか」と言うらしく、戦前には兵器庫があったことから、この名になったようです。 私は自由が丘に歩いて行くときに、この坂を使います。 https://goo.gl/…

東工大とひょうたん池:めぐろ風景55⑤

東京工業大学は理工系の国立大学であり、広く明るいキャンパスの中に、桜の老木が多い。呑川のそばにあるひょうたん池には、コイ、カルガモ、セキレイがいる。林には野鳥も多い。 東工大とひょうたん池 ひょうたん池 ひょうたん池は上から見ないと形がわかり…

柿の木坂:坂あがり⑤

坂の途中に人目につく大きな柿の木があったので、その名がついたといわれる。 また、近所のこどもが、この坂を通る野菜を運ぶ荷車から柿を抜きとったため、「柿抜き坂」が変わって「柿の木坂」になったという説もある。 目黒通りが今のように広がる前には、…

天神坂:坂あがり④

坂の途中に北野神社があり、天神様(菅原道真)を祀っていることからこの坂名となった。坂のあるこの道は、もとは駒沢方面へ通じる古道であったが、現在は直線的になり経路も変更になっている。 天神坂 都立大学駅の改札を出て左、目黒通りを越えて目黒区立め…

坂道のある住宅地 平町: めぐろ風景55④

目黒は起伏に富んだ坂の多いまちである。ここ平町の坂道も、閑静なまち並みと調和して、代表的な住宅地の一つを形成している。 坂道のある住宅地・平町一丁目 環七から呑川緑道に向かって谷になっているので、平町もなぜか平らではなく、坂の多いところです…

鶯坂:坂あがり③

昔このあたりは切り通しになっていて、両側に竹や杉が茂り、鶯がよく訪れて鳴いていたのでこの坂名になったといわれる。 鶯坂 鉄飛坂とほぼ平行、大岡山駅方面に行ったところにあります。大岡山駅に近づくにつれて、坂の勾配がきつくなるように感じます。 急…

立源寺とケヤキの木立:めぐろ風景55③

寛永元年(1624年)日運上人の開基。本堂には立派な三宝尊像がある。大イチョウやケヤキの木立が美しく目黒風景55にも選ばれた。修行僧による寒中水行や御会式などが有名。 立源寺とケヤキの木立 「寺郷の坂」をあがると立源寺があります。Wikpediaによると目…

長屋門のある風景 岡田家:めぐろ風景55②

昔、このあたりは「岡田の森」と呼ばれ、森のす そを流れる呑川には水車もあったという。岡田家は代々名主をつとめた旧家で、風格のあ る母屋や長屋門は江戸時代につくられた。 長屋門のある風景 岡田家 目黒区立中根公園の裏側、寺郷の坂にあり、その銘柱?…

鉄飛坂:坂あがり②

「てっぴ」とは山頂、てっぺんを意味し、それが坂名になったといわれるが、他にもポルトガル人 テッピョウスという人物が住んでいたからや、鉄砲鍛冶がいたからなど諸説がある。 鉄飛坂 中根公園から中根小通りに出て、緑ヶ丘方面に進み(都立大学駅と反対方…

桜森稲荷神社:みどりの散歩道①

この辺りの氏神様。京都の伏見稲荷の流れをくむという。一帯に桜が多かったのでこの名がついた。お稲荷さんは農家の神様で、2月の初午は今も盛況。境内には大ケヤキがある。 桜森稲荷神社:みどりの散歩道 呑川緑道を平町方面にはずれて、ちょっと行った目黒…

寺郷の坂:坂あがり①

この坂上には立源寺があり、かつてこの周辺を「寺郷」と行った。また、この道は江戸時代、九品仏へ向かう道で、この辺りに水茶屋があったため「衾の茶屋坂」とも呼ばれていた。 寺郷の坂 中根公園から中根小通りに出て、緑ヶ丘方面に進み(都立大学駅と反対方…

夏の緑陰:中根公園:めぐろ風景55①

公園内には、欅や椋の 木の大木が繁る。夏、 樹林の小径を通ると暑さを忘れる。また、点字の樹名板のある香りのコーナーも 設置されている。 中根公園 中根逍遙の起点である東京都目黒区立中根公園。ここからぶらぶら行きます。長い滑り台のある8271.10平方…