中根逍遥

東京都目黒区立中根公園からぶらぶらと

碑文谷公園と厳島神社:めぐろ風景55㉒

碑文谷公園

碑文谷公園

目黒区立碑文谷公園案内図

目黒区立碑文谷公園案内図

 

ここもめぐろ風景55の看板が見あたりません。

ボート遊びができ、小動物とのふれあいコーナーもあり、天気のよい日に子供と遊ぶにはもってこいだと思います。

 

碑文谷公園2

碑文谷公園2

五穀の実りもたらした碑文谷池

五穀の実りもたらした碑文谷池

五穀の実りもたらした碑文谷池

碑文谷公園は目黒区内で最も古い公園の一つ。ボート遊びが楽しめる公園として人気が高い。

園内の弁天池は広さ約0.8ha。江戸の昔から昭和の初めまで、この池は碑文谷の村民に五穀の実りをもたらす灌漑用貯水池として大切に管理された。一時は村の財政難を理由に池の売却案も出たが、村人の反対で廃案に。

昭和7年、目黒区の誕生を機に東京市に寄贈され公園になった。

池の中の厳島神社には極彩色の小さな弁天様が祀られている。

碑文谷公園記

碑文谷公園記

碑文谷公園記

  この地に元碑衾町碑文谷の共有地であつて園の半を占むる池に碑文谷池又は三谷池と稱へ立會川の源をなし舊幕時代は鴨池とされしと傳う。

  近時は専ら下流一帯の水田灌漑の水源として重用せられた。池は右へより各々部落選出の池總代により管理せられ其維持は地元人々の奉仕によれり、現存する白樫の並木は今より約六十年前植栽せられ池と共によく愛護され今日に至る。

  昭和七年十月一日市域拡張に際し擧けて公園池とし本市に寄付さられ新市域公園の先駆となる。

  本市はこの沿革を尊重し永く保存管理し郷土の人々の芳志を後世に傳へんとす。

 

昭和八年十一月  東京市

厳島神社

厳島神社

厳島神社2

厳島神社2

厳島神社(弁財天)

この神社の創建は戦国時代(十五•六世紀)と伝えられ祭神は市杵島姫命で古来から水の神火の神として信仰されております

江戸時代に約二百五十年間碑文谷を知行していた旗本神谷氏の信仰が厚く嘉永元年(一八四八)九月十代神谷正庸氏(大夢)奉献の弁財天像が本殿に奉安されております

商売繁盛子孫長久 病気平癒開運諸願成就の霊験あらたかで広く皆様に親しまれ信仰されております毎年四月十五日に例大祭を十二年に一度巳歳に大祭が執り行われます

 

平成二十八年四月吉日

 

厳島神社保存会建立

 

https://maps.app.goo.gl/ciPW9coKAn6rnNMGA?g_st=ic